『はねるのトびら』メンバーの梶原雄太の現在を紹介!ユーチューブで成功の理由を調査!
梶原雄太は『しくじり先生』で、『はねるのトびら』で2001年にデビューした当時を振り返り、そのプレッシャーの半端なさを包み隠さず暴露しました。
それ以外にも、12年間『はねるのトびら』で長くブレイクしたにもかかわらず、梶原は30代なかばで勢いに精彩を欠き不遇の時があったことも語ります。
番組出演が減り一番しんどい時に、自分の番組へのオファーをかけてくれたのが西の女帝上沼恵美子であり、梶原はこの誘いがなければ芸人を辞めていたと言う事も語りました。
しかし2人の関係も予期せぬ方向へといき、梶原サイドから出演を辞退という残念な結果となりました。。
そして梶原は芸人を一度リセットします。
それがユーチューバーとしての再出発でした。2018年10月でした。
今ではそのカジサックチャンネルが大成功をし、体も少し太り貫禄たっぷりの梶原が自らのしくじりを語ったので、中々のインパクトがありました。
この記事では、カジサックのユーチューブの評判などにも触れ、芸人梶原雄太の芸歴を紹介しました。
ファミリーに囲まれ、やりたい仕事に行き着くまで結構なドラマのあった梶原雄太です。
其の不屈の精神に迫ります。
『はねるのトびら』は梶原雄太の修行時代

左の画像はどんな状況の画像でしょうか。当時のものなら、結構な老け顔ですね。気になります。
『しくじり先生』で語られた梶原の授業は、番組と連動しているAbemaTVのPV数(前編)が歴代一位になったそうです。
番組で語られた、梶原の数々のエピソードが共感を呼んだということでそうです」
ネットでも「テレビ見て救われる人がきっとたくさんいると思うなー」「泣いたわ」「これから応援したいと思った」など評判は上々の様子。今後は、YouTuber・カジサックとしてだけではなく、キングコング梶原としても忙しくなりそうだ。
引用元 エキサイトニュース
『はねるのトびら』のエグい長時間拘束のバラエティー番組は珍しいと番組でキャストが語っていました。
しかしその昔さんま、たけしの『オレたちひょうきん族』はスタジオで皆んな泊まっていたという話もあります。
また『めちゃイケ2』の演出家片岡飛鳥氏の岡村シゴキも有名です。
ただ梶原は大阪の仕事も多かったって、それは気が変になりますよね。
『子供に見せたくないテレビ第一位』になるこのようなバラエティー番組が、若手芸人が命を削って真面目に笑いを追求し、敏腕演出家にしごかれていたなんて皮肉なものです。
真剣勝負の仕事なのに評価が分かれる事は、ちょっと気持ちが複雑になりますね。
笑いの文化は本当に人を元気にするし、著者も最近のお笑いが毒であるなど思ったことはありません。確かに麻薬のようなものですけどね。
若干20歳のコント経験なしのキングコングが、『はねるのトびら』のレギュラーに選ばれたことが今となれば良い修行時代として笑えますが、当時のいきさつを聞くと命があって良かったとしか言えませんね。
『しくじり先生』で聞くとこんな事がありました。
デビュー直後から全国に名が売れ、多忙になったキングコング。そんな状況に体と心が追いつかなくなり、梶原は失踪してしまったという。3日間記憶がなく、気づいたら兵庫県にあるカラオケにいたとのこと。携帯電話の電源も切っており、電源を入れた瞬間に、藤本敏史から着信が。彼からは「とにかく休みや」と言葉をかけられたことを明かした。
引用元 エキサイトニュース
これって会社でいうと過剰勤務に値するのでしょうか?過労死一歩手前ですね。
甘えであると言われればそれまですが、梶原は相方が待っててくれたことで再起が出来、息を吹き返します。
観る側はとにかく面白ければいいわけですが、この様な裏話を聞けるのも梶原らしい表現です。
『しくじり先生』は、まさにカジサックチャンネルで表現していることと同じです。
ところで当時の『はねるのトびら』での梶原をネットで見ることが出来ますが、そのコントはめちゃくちゃ面白いし、何か持っている芸人ではなかったでしょうか。
梶原は身体能力が抜群で、島田紳助がダンスユニットを作ったときのメンバーです。
梶原にしか出来ない体のバネを生かしたコントは、演出家としても必要な要素であったと思います。
■ キングコング
1999年結成。結成直後のNSC在学中ながら「第30回NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞受賞するなど数々の新人賞や『はねるのトびら』などのTVレギュラー獲得で一躍人気を誇った。近年では西野は絵本作家、梶原はyoutuber"カジサック"として多方面で活躍。@retoro_mode pic.twitter.com/yb3eKygRBO— 冗談絵巻 – JODAN EMAKI – (@3vMaFkTDSortYAl) May 25, 2021
『はねるのトびら』この番組はオーデイション倍率も高かったのですが、あえて新人を登用する辺りは、演出家近藤真広氏は、片岡飛鳥氏の影響があったことを語っています。
『はねるのトびら』の演出、監督は近藤真広氏であり、『めちゃイケ2』の飛鳥氏の息の繋った弟子的存在の人です。
その中で選ばれたメンバーです。みんなキャストは、体を酷使して12年間歯を食いしばり頑張ったとあります。
エピソードはいっぱいありました。
北陽の伊藤さおりは逆さ吊りで失神するし、塚地武雄の骨折も色々な反響がありました。
深夜枠の時は、結構卑猥なコントも多かったです。
死ぬほどわらってるむり pic.twitter.com/42TlBDcuxg
— こ ま (@k0eL8oY) June 11, 2019
梶原も裸にペイントをしてスター・ウオーズのR2-D2に扮し、伊藤さおりに絡むのですが、
R2-D2になる部分が、梶原のお尻で、そのおしりが伊藤に近づくわけなのでめちゃくちゃ面白いのですがかなりやばかったのを思い出します。
上記画像は梶原ではありません。
制作に妥協が一切ない状況で、制作側のシナリオがバッチリあり、学校のような感じで制作が進んでいくといった特徴が、『めちゃイケ』『はねるのトびら』などにはあると、メンバーの方も語っています。
兎にも角にもコントが初めての梶原にとっては、滑ってばかりだったと語っています。
スタッフも一切笑わない中で、一人でも受けるとモチベーションが保てたらしいです。
2008年には番組がゴールデン枠の放映になり、最高視聴率25パーセントを獲得します。
しかし梶原は、2006年には血管浮腫という発病そのものが珍しい奇病も体験します。
国内でまだ38人しかその病気を発症していないそうです。
梶原は芸道にかなりストイックな人間なようで、環境のせいもあるが、自分の仕事への向き合い方を少しずつ考える様になっていきます。
止めは、M1グランプリで1位ではなく3位だったことでした。これでも凄いことですが^^;
梶原のレールの上を我武者羅に走り続ける修行時代は、『はねるのトびら』の終了2013年ではなかったでしょうか。
キングコングの相方西野もまた、番組終了頃から次へのステップを模索し始めます。
カジサックのユーチューブ開設

上沼からの言葉があって、YouTubeの世界に飛び込む決意を固めたそうです。
「あなたはもっと目立って活躍できる芸人である」といった内容のことを梶原は言われたそうです。
仕事が減り一番つらい時に声をかけ自分の番組へオファーをしてもらい、頑張るようにと言われたその一言が現在の成功の鍵になるって凄いですね。
活かすも殺すも言葉ですね。
結果は『快傑えみちゃんねる』を降板することになりますが、そのまま降板がなければチャンネル開設もなかったかもしれません。
皮肉なものです。
カジサックという名前の由来は、『はねるのトびら』でタイ人ボクサーになり思いっきり滑った事を教訓にする為に、そのタイ人ボクサーの名前カジサックをチャンネルの名前にしたそうです。
ずっと赤のジャージと白のタオルのカジサックというのもインパクトがあります。
子供5人と夫婦で全員その格好というのも、このチャンネルの人気のコーナーとなっています。
梶原雄太と『カジサック』をハッキリ分けており、芸人梶原としてはキングコングのチャンネルで
発信しています。赤のジャージ以外も見れますね。(笑)
カジサックチャンネルは、始めの躓きはあったものの、登録者数が200万人超えという快挙を成し得ました。
一年という短期間での成果なので、支えてくれた出演者に感謝ですね。
これまでは手探りで来て、安いギャラで
現在の収入は、億とも言われています。
吉本との契約に関しても梶原はオープンにしており、全てを自分でプロヂュースする代わりに
事務所との歩合制にも改革を訴えました。
宮迫、加藤、梶原、西野、中田らは、吉本をめぐる芸人の待遇に風穴を開ける時代の申し子ともいわれます。
確かに梶原が時代の流れに乗れたのは、オリエンタルラジオの中田のお陰でしかないと語っています。
梶原は、イチからユーチューバーとしてラファエロなど師に仰ぎます。
ユーチュブで成功している人に学ぶのは当たり前ではありますが、ここは評価されています。
また、登録者のコメントが毎日3000通と結構な数です。
梶原は丁寧に一人でも蔑ろにはせず返信をしてきました。
これには、ダウンタウンの松本人志がかなり評価をいていました。
ユーチューバーで失敗したら、家族も全て路頭に迷うし、芸人梶原雄太も辞めるという覚悟をしたといっても失敗もあるので、芸人仲間の協力が凄かったとも言われています。
そういえば、『めちゃイケ2』『はねるのトびら』のメンバーで現在ユーチューブを開設している芸人は結構いますね。
カジサックチャンネルの成功の理由
評価は勿論分かれます。
梶原は、生活保護受給問題が浮き彫りになったことがあり、何かにつけ周囲とうまくいっていないとかなり厳しいバッシングがあるのも確かです。
梶原も若い時の事を、ストイックで芸のためならすべてを犠牲にするという変なこだわりがあったことを認めています。
確かに背水の陣を口にするのはユーチューブ開設のときだけではないです。
しかし嫌いな人は、ユーチューブを観なければいいわけです。
評価に興味ある方はどうぞhttps://tuber-review.com/youtubers/94
あるライターは、この様に語っています。
芸能人YouTuberとして梶原が特別だったのは、ラファエルなど既存の人気YouTuberに頭を下げてアドバイスをもらいに行ったことだ。
引用元 キンコン梶原雄太がYouTubeで大成功した理由 | テレビ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 (toyokeizai.net)
これは当たり前の投資ですが、芸人は出来ない人が多いとは驚きです。
しかしやり方くらいその道のプロに聞きますけど、資本金を安く済ますという芸人は、ここまでは取り入れるという癖があるのでしょうね。
相方とのユーチューブで、どうすればいいか相談をしています。公開の相談です。
ここまで公開は確かに評価できますね。
現在の梶原は、今後のゲストへの報酬には企画制作側としては真剣に悩んでいます。
まあこれも梶原にかかれば、ユーチューブのネタだと思っていましたが、カジサックのオリジナル性が見えてきましたね。
シビアな問題を公開にする!
中々思いつきませんね。
何といっても相方西野も個人事業主としては先輩です。陰ながら頼りにしていると思います。
邪推ですが、本物の悩みは公開な訳ありませんよね。すみません^^;
カジサックチャンネルはを観ていて思うのは、ゲストの貴重なお話です。
これは安定したネタとしてずっと検索、視聴があると著者は思います。
まとめ
今後カジサックチャンネルのゲストのギャラの行方が、気になるところです!
『はねるのトびら』当時はポスト岡村して活躍し将来を嘱望されていましたが、番組終了と共に露出は減っていき、そんな中でユーチューバー、カジサックの挑戦は勿論、キングコング2人の生き方が再評価されはじめました。
カジサックは、中田敦彦には本当に尊敬の念を抱いています。
石橋貴明の「芸能界は能力があるやつが生き残るからね」と事務所から自立した加藤になにげに放ったのをある動画で見ました。
重すぎる一言です。
イチ視聴者はただ面白ければいいので気楽ですよね。
最後に、芸人はいつまでも若いときのようにコントや漫才ができるわけではありません。
しかしこんなコロナのときだからこそ、おバカなバラエティーを制作してほしいです。
『めちゃイケ2』『はねるのトびら』は、本当に今観ても面白すぎます。
本日はありがとうございました。